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つかこうへい没後10年追悼イベント
朗読 蒲田行進曲完結編『銀ちゃんが逝く』

2020年7月10日~7月12日
東京・紀伊國屋ホール

2020年7月23日~7月26日(追加公演)
東京・紀伊國屋ホール

2020年7月10日に没後10年を迎える劇作家つかこうへいさんの「蒲田行進曲完結編 『銀ちゃんが逝く』」が新宿・紀伊國屋ホールにて7月4日~27日の公演(全24ステージ)で行われる予定でした。しかし、コロナウイルスの影響を受け、中止が決定されました。
それを受けて、つかこうへいさんの命日にあたる7月10日から3日間、【朗読という名の演劇】のイベント開催が発表されました。「リモートによる稽古で、向き合わず、俳優のエネルギーを伝えあう演劇」に挑戦し、「新しい様式」の公演を実験的に披露する場となりました。
・密閉された稽古場を使用せず、リモートで互いの演技を伝え合うという手法で 稽古し、出演者同士の感染を防ぐ。
・劇場では、演者と観客との距離はもちろん、観客同士の間隔を空けて、観客数を半分以下に動員規制する。
・上演時間を1時間以内に設定するために、1本の作品を2部構成に分け、客席を1時間ごとに入れ換えることで換気を徹底し、観客の安全を確保する。
・各所の消毒やマスク着用、次亜塩素酸水の噴霧などの通常の対策は、徹底する。
など、さまざまな手法で対策を講じて演劇が生き抜く道を探る公演となりました[1]。

ライブ配信

客席のソーシャルディスタンスを保持するために観客数を半分以下に抑えたことで、それでなくても注目度の高いメモリアル公演であるうえに、人気の高い演者が出演するとあってなかなか手に入りにくいチケットとなりました。
そのため、チケットの申込みが特に多かったという、つかこうへいさんの命日にあたる2020年7月10日(金)の初日公演の有料ライブ配信が決まりました。配信視聴券は7月7日(火)10:00から販売が開始されました。

キャスト(< >内は役名)

味方良介<倉岡銀四郎>
井上小百合<小夏>
植田圭輔<ヤス>
細貝圭<中村屋喜三郎>
綱啓永<ケン>
久保田創<監督>
須藤公一<大部屋俳優>
河本祐貴<大部屋俳優>
江浦優大<大部屋俳優>

スタッフ

作:つかこうへい
演出:岡村俊一
舞台監督:中島武
音響:山本能久
照明:熊岡右恭
衣装:大野雅代
主題歌:河本祐貴「スター」
制作:つかこうへい事務所
企画・製作:アール・ユー・ピー

映像作品

「朗読 蒲田行進曲完結編『銀ちゃんが逝く』」は、映像ソフト化されていません。

初日公演の有料ライブ配信が行われましたが、当日24時までの限定配信でした。やはり舞台演劇は「一期一会」であるということでしょうか。

こぼれ話

主役を演じる味方良介さんは、昨年の「舞台『フラガール』」で共演しています。また、味方さん演じる「銀ちゃん」のライバルとして登場する「中村屋喜三郎」は、細貝圭さんが演じています。細貝圭さんは「舞台『帝一の國』シリーズ」で共演していて、かなり久しぶりですね。

出典

[1]味方良介、井上小百合、植田圭輔出演舞台『銀ちゃんが逝く』が公演中止 つかこうへい没後10 年追悼イベントの開催が決定
https://spice.eplus.jp/articles/269362
つかこうへい没後10年追悼イベント 朗読 蒲田行進曲完結編『銀ちゃんが逝く』
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